広州タワー(広州塔)

現在アジア一高い電波塔ということで去年広州市に出来た
広州タワー(広州塔)が、日本のテレビで紹介されていました。
高さ600メートル、上層階には回転レストランや観覧車もあるとのこと、
なんて楽しそうなタワーでしょう。
早速行ってまいりました。

広州塔は市内東部にあり、地下鉄「赤崗塔駅」で下車すると
目の前にそびえ立っています。

広州塔
相当離れて撮影したのですが、あまりに高さがあるので
アンテナのてっぺんまで入り切りませんでした。
実物はすっとしていてもっと存在感があります。。

このタワー、オランダの比較的小規模な建築デザイン会社の設計デザインが
採用されたそうです。
ドレスをまとった女性をイメージしてデザインされたそうで、
鉄柱を螺旋状に設置しゆるやかな線が描かれ、
タワーの中層階に向かって女性のウエストのように細くなっています。
確かにそう聞くとたおやかな印象を受けますね。

広州塔の周りはまだ開発前のようで整備された新しい道路と、まだ建築中のビルが2つあるのみでした。

建築中のビル


さて、チケット売り場(券売機が並んでいる)に行ってみました。
広州塔は高さによりエリアがA区〜E区に分かれており
エリア毎にチケットの価格も異なります。
迷わず一番高いエリア、E区の433メートル、150元を選択。
(全長600メートル、残りはアンテナ部分です)
券売機にまず100元を入れて、もう1枚入れようとしたところ
機械が受け付けてくれません。

「ちょっと待ってね」の表示の券売機

少し間を置かないといけないのか、と待っていたら
券売機が「いらっしゃいませ」の最初の画面に戻ってしまいました。
この機械、人の100元を取っておいて知らんぷりです。

警備員に券売機がお金を飲み込んで故障した、と告げると
ちょうど隣で他の券売機を修理していた業者が機械を見に来ました。
改めて回りを見ると、たくさんの券売機が修理中の状態。
警備員も修理業者もよくあるエラーのようで、慣れた感じで対応してました。

券売機のシステムを操作する業者と係員

画面を見てみるとWIndowsのOSで何だか簡単な構成、
予算を相当抑えたとしか思えませんでした。
30分近く待たされた挙句、システムの記録では
150元で切符を売ったのが最後となっており
私の入れた100元の履歴は存在していないとのこと。
この機械、泥棒ではないか。
「そんなはずはない」と強く抗議をしたら、係員の人が
券売機の中を開け紙幣トレイを引っ張り出し、
その奥にしわくちゃになって押し込まれていた100元を
見つけ出し、「ああ、これね」と私に手渡してくれました・・。
システムいじる前に、最初に開けてくれたら良かったのにぃ。

この機械は信用出来ないので、結局サービスセンターの中にある
チケット売りの窓口で購入しました。

さあ、ようやく広州塔に上れます。

ちょっと長くなってしまったので、続きは次回ということで。
それではまた!