第19回:面接の準備をする
無事ホテルにチェックインしたのも束の間、
翌日が面接の場合は、面接の準備に取り掛かります。
まず最も重要なのが、アクセス方法の確認です。
ホテルからどうやって行くのか、ホテルからどれくらい時間が掛かるのか、
事前にある程度調べてあるはずですが、
必要に応じてホテルのスタッフなどに確認しておきましょう。
やはり現地の情報は確かです。
場所によっては、ホテル側が面接企業の所在地を知っていて
タクシーを呼んでくれたりもします。
さて、ひと段落したら、面接の予行演習をします。
面接というのは聞かれた質問に答えるものなので
特に練習はしなくてもいい、とお考えの方もいると思いますが、
実際の面接では、予想以上に緊張し言葉に詰まってしまったりすることもあります。
事前に練習をしておくことで、返答がスムーズになるだけでなく
安心感も生まれ、緊張を和らげることも出来ます。
下記に中国の面接で聞かれる一般的な質問を記載します。
自分だったらどのように答えるのか、予め回答内容を考え実際に練習をしておきましょう。
(こんな感じの話をすればいいかな、といったニュアンスではなく、
具体的にどう答えるのか、実際に声に発して言ってみましょう)
- なぜ中国で就職したいんですか?
- どうしてうちに入社を志望したんですか?
- 何年くらい中国にいる予定ですか?
- 中国語レベルは?(会社により英語レベルを聞かれることも)
- 家族はなんて言ってるんですか?(賛同してくれているのか。また既婚者の場合、帯同するのか)
- 希望給与は?
- 前職を退職した理由は?
- 入社したら、どんなふうに貢献してくれますか?(どんな強みがあるか、何ができるか、ということです)
以上です。
他にもいろいろありますが、上記は比較的多く聞かれる質問です。
ちなみに、ハローチャイナ人材では面接前の想定問答演習を行っています。
うるさい担当者(私のこと?)にあたると、回答内容にダメだしがかなり入ります・・が、
良い練習になりますよ。(多分)
それから、自己紹介をする面接もあります。
(割合にして65%ぐらいですかね)
出鼻をくじかれない為にも、自己紹介も練習しておきましょう。
自己紹介で述べる主な項目としては
-
- 名前
- 年齢
- 出身地、居住地
- 卒業学校
- 職歴(どこに何年勤め、何の仕事をしたか簡潔に)
- 中国に就職をすることになった背景、動機など
- 余裕があれば趣味も
- 最後に挨拶
といったところです。
最後に、複数社の面接を受ける方は、会社名と企業概要などが
混乱しないよう、会社のHPなどを見てポイントを抑えておきましょう。
面接前の準備はこれで終わりです。
次回は面接当日の注意点などを説明していきます。
よい週末を!