第2回:中国に就職することを決める (2)

中国転職/就職活動ガイドの記念すべき第一回目のテーマ、
「中国に就職することを決める」の続きです。

前回は、海外に転職するとなるといろんな問題が頭を駆け巡る、というところまで
お話をしました。

うちに登録された人材の方々の8割方は中国就学または就業経験者です。
中国経験者であればある程度慣れているので、精神的ハードルは高くないのでは、と
思うかもしれませんが、結局はまた別の新しいドアを開ける訳なのでやはり勇気が要ります。
例えば、、以前出張で来てた時はホテルだったけど就職したら住まいはどうなるの?
一体どんな部屋に住むの?どうやって借りるんだ? など、住宅ひとつ取っても
次から次へと疑問が浮かんできます。
これが中国未経験者であれば尚のこと、混沌とした不安を抱くことになります。
(未経験者の場合、住まい、町の様子など、空想に頼るしかない。。。)
最近は中国に関するテレビ番組も増え、インターネットでも情報収集がある程度出来ますので
そういったメディアの情報から想像を逞しくするといったところでしょうか。


中国就職を決心するまでの流れとしては

まず、中国行きたいなーと思う
   ↓
でも実際の生活はどんななんだ?と疑問が噴出する
   ↓
情報収集をする
   ↓
友人、知人に相談する
   ↓
家族に相談する
   ↓
 決心する

といったアクションになり(順序は人により前後、重複、平行します)
ひとつひとつのアクション毎に、行くか、行くまいか、という迷いが出てくるものです。
不安を感じそこで思い留まる、情報収集をした結果想像と違っていてやめる、
まわりに反対され諦める、暫くしたら何となく気が変わる、など
日本に留まることを選択するチャンスはたくさんあります。
それらを全て通過して、それでも尚、中国に行きたい、という確固たる意思を持続している人は、
きっと来たら良いんです。(というか、そういう方は黙ってても来ますね、きっと)

逆に、本当に自分がやりたいことなのか判断が付かなくなったり、
家族の賛同が得られなかったり、今の仕事/環境も捨て難い、と後ろ髪を引かれるのであれば、
一時的に憧れを抱いている、ということもあり得ますし、
決断は急がない方が良いかもしれません。
日本に思い残すことがあると、仕事に集中出来なかったり、
短期で帰国となってしまうケースも極稀にですがあるからです。

人生は選択の連続です。
しっかり情報収集をし周りの人に相談して、じっくり検討しましょう。


ちなみに、あまり参考にならないですが私の場合、

中国に行きたいなーと思う
  ↓
よく分からないので情報収集するが、それでもよく分からない
(インターネット上での中国情報があまり豊富ではなかった。
しかも当時深センと言えば「中国一治安が悪い町だ」
「この間駅で日本人が暴力沙汰にあった」などの
悪徳の町、無法地帯のような情報しか載っていなかった)
それでも、ほぼ行くつもりになる(この時点で決心度50%、というところですか)
  ↓
友人、知人に話す(賛成10%、反対90% いや、賛成5%ぐらいでしたか。。。
思いの外反対意見が多く、しかも結構強く反対されたので驚きました)
  ↓
(・・・それでも)就職活動する
  ↓
求人案件に応募し書類選考通過 (ここで初めて完全に「行こう!」と決意しました)
  ↓
面接、内定
  ↓
就職(中国に渡航)
  ↓
親に電話で報告する

こんな感じでした。
家族に猛反対されるのは分かっていたので、現地に着いてから報告しました。。
皆さんの反面教師にでもなれれば、と思います・・・。
皆さんはしっかり家族と相談して合意を得てから動きましょう(^▽^)

一人で未知の世界に飛び込んでいくのが怖い、という不安に抱まれながらも、
それでも、敢えて行くことを選択する方へ。
人間そう捨てたものじゃありません。
どこに行っても必ず親切な人や、よくしてくれる人に出会うことがある、ということを
お伝えしておきたいと思います。


この「中国に就職することを決める」では、
情報収集についてが本題だったのですが、
毎回余計なことを書き連ねてしまい中々予定していたものが書けません。
ということで、第1回目はもう1話だけ延長にします。。。
(早く進んでくれないと困るんだけど、、、という方は個別相談も承りますので、
ハローチャイナ人材の問合せ画面から、ブログを見たとご連絡ください)


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