第15回:中国に面接に行く (2)

書類選考通過後、中国現地の面接に行く準備について説明します。

面接日程に合わせまずは航空券を購入。
価格比較が出来るトラベルコちゃんがお勧めです。

航空券を手配したら次はホテルです。
日本からでもネットを通じ、中国現地のホテルの予約は簡単に出来ます。

ホテル検索サイト(一例)
Mahoo 
HotelTravel 

一括りに「深セン市」や「東莞市」と言っても結構広いので
(同じ市内でも移動に1〜2時間掛かる所もあります)
面接地や交通の便も考慮して決定したいが現地の地理がよく分からない、という場合は、
転職エージェントの担当者に相談したらいいと思います。
きっと張り切って案内してくれますよ。


次は持ち物の準備です。
当然ですがパスポートは必ず忘れずに持って家を出て下さい。
極端な話をすると、最近は航空券もペーパーレスやE-ticketを使うところが多く
持っていかなくても空港でチェックインが出来る場合がありますが、
パスポートを忘れたらどうしようもありません。


面接旅行の場合は、滞在日数は数日で済むのでビザの準備は不要です。
(15日以上滞在する場合は取得してきた方がいいですが、
広東省の場合香港と陸続きなので、15日を越えそうになったら
一旦香港に出国して戻って来るという手もあります)

その他の持ち物を下記に記載します。

・履歴書、職務経歴書
 既に提出したものをプリントアウトして持参してください。
 手書きの履歴書を別途用意しなくていいです。
 現像した写真を貼り付ける必要もありません。
 日本での就職活動ですと、丁寧に手書きで作成し、
 写真を貼り付けた履歴書を持参するのが一般的ですが、
 中国現地では、日本の履歴書用紙の入手から言って
 不可能ですから、データをプリントアウトするのが一般的です。
 もちろん、「私は精魂込めて書いた手書きの履歴書を提出したいです」という場合は
 それでも構いません。


・面接用の服装
 「何を着ていけばいいか」という問合せは比較的多いです。
 海外での面接では日本と同じ格好でいいのか?気候はどうなのか?と
 どの服を選ぶか判断に迷いますよね。
 まず、広東省は亜熱帯で夏は長く気温湿度も高いので、
 日本と季節が違うことがあります。
 面接が決まったらネットで天気予報も確認してみましょう。
 
 面接の服装はほとんど日本と同じだと考えてください。
 男性の場合はネクタイ着用ですが、季節により(冬以外)ジャケットはなくても構いません。
 暑いからと言って、サンダルはやめてください。
 女性はスーツ、またはシャツ+スカート/パンツで
 少々畏まった格好をしましょう。
 踵部分のストラップのないサンダルは避けましょう。

 男性の場合、キャリーケースのみで身軽に日本から来たのはいいけど、
 面接の際履歴書などを入れるバッグがなかった!ということもあるので、
 必要に応じ手提げなども忘れないようにしましょう。


・現金
 香港経由で中国に入国する場合は、まずバス代に外貨(香港ドルor中国元)が
 必要です。香港空港で両替も出来ますが、レートはよくありません。
 他の両替場所としては、日本国内の都市銀行、日本の空港
 (最近はほとんどの国際線ターミナルで中国元を取り扱うようになりました)、
 それから、小額のみ日本で両替をしておき、後は中国現地の銀行で
 両替をする、という方法もあります。
 一般的に空港の両替レートは低いですが、数日の滞在ですし小額の両替であれば
 さほど大きな差はないと思います。
 
 
ざっと以上です。
あとは身の回り品、ずっとスーツでいるわけにもいきませんから
多少の着替え、といったところでしょうか。
細かいところではタオルは大体どのホテルにもありますし、
歯ブラシは3ツ星クラス以上のホテルは備えています。

日本と中国では電圧が異なりますが(日本220V、中国100V)、
ノートパソコンはほとんどの機種でアダプタが全世界対応規格になっているので
そのまま持ってきても使えます。

取り敢えず今日はこのへんで。

良い週末を!

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中国の生活が垣間見られる中国生活日記