第16回:中国に面接に行く (3)

今回は中国現地面接の準備の続きです。

前回持ち物について話しましたが、もう1点、携帯電話についてご案内します。

短期間でも中国在住歴があれば、中国の携帯を持っている人がほとんどで、
皆さん、その携帯を日本から持参してみえます。
中国の場合、SIMカードロックはされておらず、
自分でカードの差し替えが自由に出来るので、
SIMカード(電話番号)の有効期限が過ぎていたら
新たにカードを購入すればいいだけで、すぐ使用出来ます。
(カードは安いものであれば100元以下からあります)


まだ中国の携帯を持っていない場合は、
まあ多少不便ではありますが、なければないでやり過ごせます。
電話連絡が必要な状況というのは、
面接に向かう際、道に迷った時などに企業側、転職エージェントなどに連絡をするのと、
二次面接がある企業の場合、二次面接実施の有無、日時の連絡受けぐらいでしょうか。
電話がない場合は、道に迷う可能性も考慮して早めに出発しましょう。
企業、転職エージェントからの連絡はホテルの部屋に電話してもらうか、
パソコンを持ってくるのであればメール連絡でも問題ないと思います。


日本の携帯電話を現地で利用する方もいます。
機種により事前の手続きや入国後のローミング設定が必要だったりしますが
以前に比べて海外対応の機種も多くなり手軽に使えるようになりました。

気になる通話料は渡航地域によって変わりますが
中国国内であれば各キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク3社)皆同じ料金体系です。

(目安:中国国内/分)

  • 中国国内     70円
  • 日本へ発信   175円
  • ほか海外へ発信 265円
  • すべての着信  145円

そのほかメールやWEB等のデーター通信料は適応条件もあり
加入パケットプランによって料金は異るので
事前に確認しておきましょう。
(後で飛んでもない額の請求書が送られてきた、というのも
実際に珍しくないようです)

また充電アダプターは殆どが海外で使えるものが多くなっています。
(※AC100V〜240V対応と書いていれば海外使用可能)



最後に、渡航前の準備として海外旅行保険について説明します。

クレジットカードをお持ちの方は、海外旅行保険が付帯されているものも多いので
事前に確認をしてみましょう。
海外旅行保険は、現地で病気や怪我をした際、金額に上限はありますが、
ある程度の範囲まで全額カバーされます。
携行品損害(例えばデジカメを盗まれた、など)や
救援費用(事故の際の捜索、救助費用)も含まれるものが多く、何かあった時には頼りになります。
(加入は任意です)

  • 三井住友海上 ネットで申し込めば2330円(契約画面から中国7日で計算)  
  • 損保ジャパン ネットで申し込み2700円(北京7日) 
  • AIU ネットで申し込んでも5530円(アジア7日) 

各保険会社により異なりますが、
提携病院でキャッシュレスで治療を受けられる、
または一時的に自分で治療費を立替払いするものの、
帰国後保険会社に支払ってもらう、というところがほとんどです。


さて、これで渡航準備は概ね整ったでしょうか。
中には、「中国の水は合わないのでは・・」とミネラルウォーターのペットボトルを
持参する方もいますが、中国でもグローバル飲料メーカーのミネラルウォーターは買えますし
あまり神経質になり過ぎず、、、細かいものは現地調達すればいいと思って
荷造りをしてください。
「これは持って行った方がいいかなー」などと迷うことがあったら
お気軽にハローチャイナ人材にお問合せください。

それではよい週末を。


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