中国マンション探訪(3)

いくつか物件を見た後、数日検討し、最終的に賃貸契約をしようと
不動産屋さんに連絡をすると、
「今日の午前中、大家さんが他の人に貸しちゃったよ」との返事。
そう、良い物件はすぐ決まっちゃうんですね。ショックです。

それでも不動産屋さんは「また良い物件が出たんだよ、見に来て」と言うので
大して期待せず部屋を見に行くと
これが超掘り出し物件。

内装のセンスがとっても良く、内装材料も良いものを使っていそう。

こちらでマンションを買うと、通常内装の施されていない状態で
部屋が渡されるそうです。
つまり、コンクリート打ちっぱなしの壁と床と天井だけで、
そこには室内のドアもキッチンもお風呂もトイレも
そして電気の配線さえも何もない状態。
大家さんはそこから自分で家を造り上げていくわけです。
なので、部屋により内装レベルが大きく異なります。

お金にゆとりのある大家さんだときれいな内装で
家具家電も充実しています。
そして今回私達が見たお部屋がどんぴしゃりでした。


さて、肝心のお部屋です。



部屋に入って目に飛び込んでくるのが明るい水色の壁に、大きなシャンデリア。
リビングの壁にお洒落なイラストが描かれています。
この壁もタイルのような材質で、表面にガラスでコーティングされているのか
光沢があり一味違います。
左手に階段がありますが、これも高級木材を使用して作った特注だそうで
確かに色艶も良くきれいです。



シューズボックスを開けるとシューキーパーがいくつも掛かっています。
大家さんは靴にこだわりがあるとのこと。
正直中国人の家でシューキーパーを見たのは
初めてでした。



台所。ピンクの人造大理石のレンジ台。
とってもかわいいが、ピンクとオレンジの組み合わせに
明るいセンスを感じる・・・。
電子レンジもあります。

その他、エアコンが2台、DVD、TV、飲水器、冷蔵庫(ワインレッド色の
とってもかわいい韓国製高級品)もあります。
ベッドルームには大きな収納も。

とっても素敵なお部屋。一目見て気に入った私。(私が住むわけではないんですが)
でもひとつ難点が。なんとリビングにソファがない!
ここから大家さんとの交渉突入です。


まだ続くんですね、このシリーズ。