広西チワン族自治区(2)

(広西自治区旅行記第2弾)

車で7時間のドライブを経て、広西自治区に到着。
広東省より二輪車が目立ちます。


二輪車以外に、三輪車(オートリキシャ?)も大活躍。

街には古い建物がそのまま残っており
なかなか風情があります。





伝統的な陶芸品店を覗いてみました。


何だか高価そうな置物たち。

お店の裏手に工場があるそうで、工場見学もさせてもらいました。


工員さん達が真剣にロクロをまわしています。
本当に手作りなんですね。


その後、楽しい夕食タイム。
行ったレストランの名前は「ウミドリ」。
海鳥の卵が名物らしいです。
魚介類も豊富なお店で
いけすにはたくさんの魚が泳いでいます。


魚介類の他にニワトリ、うさぎなどが檻に入ってました。
ああ、あれも食べられてしまうのね、、、と気の毒に思い目を逸らしたら
なんと同行者の方が檻の前でウェイトレスに何か注文しているではないですか。
うっそー。
いやー、絶対無理!と私はその場から逃げるように退散。


しばらくしてお料理が出揃いました。



名物の海鳥のゆで卵、いけすで泳いでいたお魚(ハタの一種)、
しゃこ、蛤のスープ、鳩肉の炒め物、などなどたくさんのご馳走が並びました。

まず生まれて初めて食べる海鳥の卵。
卵の大きさがニワトリよりも少しだけ大きいです。
お味は、白身の部分はニワトリとあまり変わりませんでしたが、
黄身は少し濃厚です。

お魚も身がやわらかくもしっかりしていて、さすがに新鮮なので
くさみもなく、淡白な白身がしょうゆベースのタレとよく合い美味しかったです。
蛤のスープも本当においしい出汁がしっかり出ていて、
ほっとする味です。
そして、鳩肉。鶏肉と同じだろうと別に大して期待もせず食べたのですが、
これが美味しいのです。
肉の甘みがあるというのでしょうか。
ふと気が付いたのですが、これは先程まで檻の中で生きていた鳩から
作ったお料理なのでは。。。。
新鮮だからこんなに美味しいんですね。
お料理の状態になっていれば「可哀相」という気持ちになることもなく、
また本当に美味しいのでお箸がどんどん進みました。
この日思ったのは、新鮮さはいかに味を左右するかということです。
お料理の味よりも、野趣あふれる素材の本当の美味しさを愉しめたお食事でした。