豆乳

朝ごはんに豆乳を飲んでいたら、会社のスタッフが
普通に市販されている豆乳は味が薄くて飲む気がしない、とのこと。

彼女の実家は農家。自家栽培の大豆から豆乳を作るそうで、
自家製の豆乳は濃くて美味しいらしいです。

そう言われれば、この間日本に帰国した時に、
昔のお豆腐屋さんのように自転車で移動し
路上販売している豆腐屋さんから買った豆乳は、
とても濃く、私が中国で飲んでいる豆乳とは全く違いました。
(同じはっぴのような服を着ている移動豆腐屋さんが
何人か集まっているのを見かけたので、新手のビジネスのようです)

「じゃあ、どうしたら濃い豆乳を飲めるの?」とスタッフに聞いたところ
自分の家で作るしかない、とのこと。
日本にも売られているそうですが、中国にも自宅で手軽に
豆乳を作れる豆乳メーカーなるものがあるんですね。
スタッフによると、とても簡単に豆乳が作れるそうです。

早速スーパーに行ってみると、複数のブランドの豆乳メーカーが販売されており、
実演販売までして力を入れています。
なんでも昨年の粉ミルクのメラミン混入事件から豆乳に注目が集まり
多くの家庭で自家製豆乳を作るようになったらしいです。
この商機を逃すまいと、今迄豆乳メーカーを手掛けていなかった会社も参入。
1つのスーパー内で、異なる豆乳メーカーの実演販売が3箇所で行なわれていました。


さて、私はその中でもうちのスタッフが薦めいていた九陽というブランドの
豆乳メーカーをお買い上げ。400元ぐらいでした。




豆乳メーカー


早速、豆乳作りに挑戦です。
(挑戦、と言っても水と大豆を豆乳メーカーに入れスイッチを押すだけなんですが。。。)

豆乳を作る場合は、乾燥大豆をそのままでも、または水に戻したものでも
どちらでも構わない、と豆乳メーカーの販売員が言っていたので
まずは乾燥した大豆でそのまま作ってみたところ、
市販の豆乳と同じ味の薄いものが出来上がりました。

そこで、今度は大豆を水に浸すことに。




豆乳メーカーに大豆と水を入れます。





7時間ほどで大豆は水をたっぷり含み大きくなります。





蓋をし、スイッチを押すと、中の金属の部分が加熱と同時に高速回転し、
熱しながら大豆を粉砕、攪拌していきます。(所要15分)

出来上がった豆乳は、大豆のかす(おから)が混ざっているので
ザルなどで濾しながらコップに注ぎます。




自家製豆乳の出来上がり。

気になるお味は、、、濃いです!日本で飲んだあの味と同じ。
市販の豆乳に比べ濃度は2倍はありそうです。

更にこの豆乳を加熱していくと薄膜が出来、湯葉になります。
残ったおからは卯の花に。

というわけで、至極健康的な食生活を送っている今日この頃です。