郊外の町

先日広州郊外にあるお客様を訪問してきました。
普段よく行く工業区は比較的街に近いのですが、
この日行った工場は、まだのどかなムード溢れる地域にありました。

広州の駅からタクシーで20分程。
段々とローカルな景色になってきます。


レンガ造りの住宅



畑が広がっていきます。



衝撃映像。お肉と洗濯物が一緒に干してあります。


なかなか新鮮な景色を眺めながら無事お客様の工場に到着。
打ち合わせも和やかに終わり、さて帰ろうとしたものの
そこはタクシーが全く通らない地域。

お客さんに「どうやって街中まで行けますかね?」と聞いたところ
「すぐそこに屋根なしのバスみたいのがあるよ、1元だよ」とのこと。

教えてもらった場所で1元バスを待っていると、
やって来ました、確かに乗り合いのバスみたいな車が。


ちょっと不安でしたが、取り合えず黙って乗ってみたところ
運転手は何も言わずエンジンを吹かし発車。
街の方角に走り出しました。
その地域はまだ道路が舗装途中のところが多いのですが
この乗り合いバス、どんな道でも走っていきます。


こんなぬかるみも躊躇なくどんどん進んでいきます。
なかなかの機動力、
タクシーもバスもないこの地域では、貴重な市民の足のようです。
10分程して路線バスがたくさん停まっている場所に到着。
降りる時に運転手に1元を払って終わりです。

何だかちょっとした旅行気分を味わえた1日でした。