中国のお正月

新年快楽!(「あけましておめでとう」の意味)
中国の春節(旧正月)休暇が明けました。

旧正月は、中国人にとって1年で最も重要な祝日。
日本同様、お正月前から準備に掛かるようです。

今回は、うちの中国人スタッフが故郷で迎えた春節の様子をご案内します。

彼女の故郷は深センから飛行機で1時間半+バスで2時間程の
湖北省南部にある街です。


ここからスタッフのリポートです。




中国の一般的な農村の新年の様子です。


対聯(掛け物)


来年いい年を向かえるために、対聯(掛け物)の準備が必需です。
販売店では来年の売り上げがますます伸びるように、
特に“生意興隆、財源廣進”の対聯を用意します。



爆竹(ちょっとぶれてますが・・・雰囲気は分かりますよね)


お正月に入ると、若者もお年よりも、皆さんが爆竹を買います。
これはお正月が賑やかになる一番いいものです。




ベーコン(燻し肉)


一年間お疲れになった庶民達は正月中においしいものを食べる大チャンスです、
よくあるものは鶏、豚肉、ソーセージ、それは生ではなく、塩に数日間漬けて、
煙、太陽で乾燥したものです。味が濃くて、おいしいです。(保存できる時間2〜3ヶ月間)

※お肉を購入するときは丸ごとではなく量り売り、
大体皆さん50キロ(!)ぐらい買うらしいです。本当なんでしょうか。。




正月用品準備するのが忙しい


バイクで正月用品を買う人がいっぱいいます。




大晦日のご馳走


大晦日のご馳走が一番豊富です、やはり肉類のおかずが多いです。




新年ご挨拶


新年の一日の朝、まず家族の目上の人に挨拶した後、
(しないと、目上の先輩達は多分文句があるでしょう)
家を出て家族以外の人の家に挨拶に行きます。



遊び龍




お正月の二日から民間組織したゲームです、チームは人々の家に入ると同時に、
爆竹で歓迎します、その家に一輪回って、チームリーダーはいろいろ祝い言語は話して、
その家の主人はリーダーに20元〜600元のおひねりを自由に渡します。

※地面に広がっている赤い紙くずは爆竹の燃えかすです。
どれほどの爆竹が打ち鳴らされたんでしょうか。






以上です。

中国のお正月、何となく雰囲気が掴めましたかね。

今年も良い年になりますように。
(中国にいるとお正月が2回あって得した気分になります)