香港ラマ島(3)

ラマ島の山道、というか舗装した散策道には
所々ベンチも置いてあり、途中で休んだりしながら、のんびり歩いていたら
1時間程で下り坂に差し掛かり、その後あっという間に下山してました。

時間はちょうどお昼に差し掛かり、ランチタイムにうってつけです。
朝から珍しく健康的に散歩をし、ご飯も一段と美味しく食べられるに違いありません。
そして、下山後、港に向かう通り沿いには、そんな観光客を待ち構えるように
シーフードレストランが、でーんっと店を構えているのです。
お店は複数あるのですが、よく分かりませんしそう大差もないだろうということで
一番手前の大型店「天虹」というところにしました。


様々な魚介類が並ぶいけす
品揃えは大陸の方にある海鮮料理店とほぼ同じですが
シャコが大きくて驚きました



シャコがうじゃうじゃいます



季節柄、上海蟹もお目見え。

私は大きくて食べ応えのありそうなシャコが気になり
蒸してもらうことにしました。


わかりますかね、このシャコの大きさ。
右上にちょっと写っているのは普通の大きさのコップです。

いつも大陸で食べるシャコはもっと小ぶりで、
手で殻を剥くのが面倒で仕方なかったのですが、
これは豪快にハサミでじょきじょき切りながら
殻を剥がしていくので結構楽に食べられました。
大きいですが大味ということもなく、ほのかな甘みもあり、
私は喜んで食べてましたが、普段美味しい海鮮を
食べ慣れているお客さんからすると
少々生臭いとのことでした。

それから、お客さんのリクエストでロブスターのお刺身を注文。
このロブスター、結構いいお値段なんですよ。
お店側も日本人の観光客だからと吹っ掛けているのか、
全然値引きもしてくれないし、「これで最安値だよ」と言い放つ。
庶民派代表(?)の私は、そんなバブリーな献立は
やめましょうよ、とお客さんに言いましたが、
折角島に来たんだし新鮮なお刺身を食べよう、とのことで
結局注文することにしました。



水槽の中から、活きの良さそうなロブスターをチョイス



こんな出で立ちになりました



背中に哀愁が漂います



裏はこんなふうになってます

肝心の味は、当然新鮮なので臭みも全くなく
淡白で美味しかったです。

あとは海鮮チャーハンを注文。
ビールを飲みながら海を眺め海鮮を食べる、
なんとも贅沢な週末のひと時です。


お腹も満腹になり、ラマ島での予定は完遂ということで
香港島に戻るフェリーに乗船。


帰りはデッキに出てみました。



デッキから見る風景
さよなら、ラマ島(・・・・)



水しぶきに爽やかな風、
爽快です。



しばらくすると香港島の建物が見えてきました。
フェリーでたったの30分でこうも景色が変わるんですね。
海は天然の要塞です。
物の移動と共に伝播していく時代の進展も
海に飲み込まれてそこでぷっつり遮断されるようです。



香港島に戻った後は、ちょっと街を歩き、高層ビルに入っている
ハイソなカフェでお茶にしました。
結局最後は食べたり飲んだりばかりの週末となりました。。



最後に、ラマ島の海で一番水がきれいだったところの写真です。